今回は、前回の投稿で触れたCSVファイルについて説明したいと思います。
CSVは「Comma Separated Values」のそれぞれ頭文字です。
”カンマ区切り文字”とでも言いましょうか。
「名前、経度、緯度」の各要素が書き込まれたCSVファイルを例にしてみると、
東京タワー, 35.658589, 139.745615
浅草 雷門, 35.711020, 139.796336
中央本線 笹子駅, 35.603862, 138.825087
という様式になっています。
カンマごとにマーカーの「各要素」が存在し、さらに「マーカー1つに一行のデータ」という対応関係になっていますね。
前回の投稿では、splitメソッドを使っていましたが、その際に区切り文字に”, (カンマ)”と”\n(改行コード)”を設定していたのはこういう理由からです。
このCSVファイルの作成・表示はMicrosoft社のExcelで実行可能ですが、若干の問題があります。
それは文字化けです。Excelでは新規ファイルを作成するときに、CSVファイルとして保存することが可能ですが、文字コードは「Shift-JIS」で固定されます。
自分の環境ではUTF-8を用いる必要があったため、このまま作成したCSVファイルを読み込むと、マーカーは表示されますが、インフォウィンドウの中身が見事に文字化けしました。
この対処法として、一旦メモ帳でファイルを開き、改めて『名前を付けて保存』で文字コードをUTF-8に設定しました。
※Excel上で保存時に文字コードを指定できない理由わからず、自分と同じ悩みを持った人がネット上で見受けられました……。
現在は、VisualStudio上で編集を行っており文字化けは発生しておりません。
せっかく表示させたマーカーをクリックしてみたら、わけのわからない文字が羅列されていると大変残念な気持ちになります。くれぐれもご注意ください。
それではこの辺りで失礼します。
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