さて、今回は前々回の投稿についての補足として、APIのひとつであるXMLHttpRequestについて説明したいと思います。
以下のソースは、前々回の投稿での使用例です。
マーカーの情報が記録されたCSVファイルを読み込むための関数 getCSVFile に組み込んでいます。
function getCSVFile() { var xhr = new XMLHttpRequest(); xhr.onload = function () { createArray(xhr.responseText); }; xhr.open("get", "markerlist.csv", true); xhr.send(); } getCSVFile();
このAPIは、ブラウザ上でサーバーとHTTP通信を行うために利用します。
また、各メソッドの意味については以下の通りです。
【open】: 実際に送信するリクエストを生成します。リクエストの型、ファイルの存在するURL、
非同期通信を行うか否かを指定します。
【send】: 生成したリクエストをサーバーへ送信します。
つまり、上に記述した関数 getCSVFileを言い換えてみると、
「markerlist.csvを対象に非同期通信を行うようGET型のリクエストを生成・送信し、
この通信が完了した時点で、取得したファイル内のデータを引数として、
関数createArray(xhr.responseText)を実行する」
という感じでしょうか。
思ったよりも、シンプルに外部ファイルを取得できるのですね……。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
この実装ですと、Internet Explorerで見た時に動かないかもですね。
返信削除onreadystatechangeで調べてみると良いかもしれません。