さて、今回はDB操作に関するお話です。
クエリ文を作成しそれをプログラム上で実行することで、新規テーブルの作成やカラム追加など、様々な操作が可能です。
その中で、今回はカラムにコメントを登録する方法を伝えします。
カラムの定義変更や追加には【ALTER TABLE】を利用することになりますが、新規にカラムを追加する場合はコメントには何もない状態です。
このコメント、カラム自身がなにを格納するものなのか、それを説明するのに結構重要なものです。コメント自体は手動で登録・編集が可能ですが、カラム作成と同時に登録できれば手間を省けますね。
それでは、早速書いてみたいと思います。
環境は、
・管理プログラム:SQL Server Management Studio
・対象テーブル:日本の観光名所を登録している「dbo.tbl_attractions」
・追加するカラム:設立した年を格納する『year』 とします。
/* カラム『year』の追加 */ ALTER TABLE tbl_attractions ADD year datetime /* カラム『year』にコメントを登録する */ EXEC sys.sp_addextendedproperty @name=N'MS_Description' ,@value=N'設立した年' ,@level0type=N'SCHEMA' ,@level0name=N'dbo' ,@level1type=N'TABLE' ,@level1name=N'tbl_attractions' ,@level2type=N'COLUMN' ,@level2name=N'year'
これで、カラムにコメントが登録できるはずです。
登録されたかどうかを確認するには、対象のテーブルで右クリックし、デザインを開くとカラムの設定情報の一覧が表示されますから、その中の”説明”に登録したコメントが入っているはずです。
それでは、今日はこの辺りで失礼します。
SQLServerだとそうやってカラムのコメントを登録するんですね。
返信削除MySQLとは結構違うので勉強になりました。
因みにMySQLだとこんな感じですね。
ALTER TABLE dbo.tbl_attractions CHANGE year year datetime COMMENT '設立した年'
>system kgさん
削除コメントありがとうございます!
MySQLのコメント登録の方が短くシンプルに感じますね……自分も勉強になりました。